長引く緊急事態宣言により夏の数々のイベントがキャンセルや延期される中、7週間ぶりの現場イベントでした。
本来なら1年前に実施されていた淡路花博の20周年記念事業の一環イベントです。
1組当たり4名様までの応募。40組×2日間の募集でした。
応募結果は332組。4倍以上の狭き門。
やはりの人気ぶりです。
ウェスティンホテル淡路を集合場所とし、1時間に3回ほど会場へシャトルバスを運行します。
250m×50mの会場となる空き地にはスタッフ関係者合わせても30名強ほどしか滞留していません。
コロナ禍のイベント制限5,000人をはるかに下回る人数でしかも屋外。
搭乗者も1組ずつ。最初は1名のみ。
緊急事態宣言下でも実施できるということです。
初日の土曜日は台風直撃でした。
木曜日のうちに中止の判断をし、搭乗者へは予備日となる月曜日へ振替連絡。
事前応募制がなせる対応です。
日曜日は台風一過の強風。残念ながらバスケットへの試乗とバーナー体験。
そして今回、「もしも風船部分があったなら」ということで係留用のロープでその大きさを描きました。
こんなに大きいのですね!と伝わりました。
また球皮を家族で持ってみよう体験も。
こんなに重いのですね!と伝わりました。
月曜日は素晴らしい天気!!
直下の大阪湾の向こうには明石市の街並みと神戸市のビル群。
水面には漁船や、遊漁船、観光船、ヨット、水上バイクなど様々なものが航跡を作ります。
その手前にはヤシの木の並木道の国道に行きかう車両。
トンビの数も多く、時々海水面にも食べ物を探しに行っています。
強い日差しの中、海風が軽くほほを撫でていき心地よいです。
高倍率で当選された方々が、ゆったりと急スピードで開発が進んでいく淡路市を堪能しました。
その中で乗った小学生の男児が興奮のあまり、叫びます。
「すごいね、すごいね、いっぱい写真を撮るよおおお!」
かしゃかしゃっかしゃかしゃかしゃかしゃっかしゃかしゃ。
後ろから見ていて、「ねえ、金具しか映っていないよ」と教えてあげました。
「本当に!?」とカメラロールをチェック。
はい、Vワイヤーとカラビナ。
その画面をネタで撮らせてください。と保護者にも許可取りをしてパシャり。