American fun jamboree

主催者レッドファントム
開催場所静岡県静岡市
開催日2025年11月23日(日)~24日(月)
代表からのメッセージ
~1,000回達成に際し~
創業以来のイベントの回数が1,000回に達しました。
全国への出張会社というのがコンセプトで、北は札幌市から南は沖縄本島の今帰仁村まで47都道府県すべてへお伺いしてきました。
区切りの今回は弊社から直線200mという至近距離の会場で、偶然にも会社ができたばかりのころ良く上げていた駿府城公園での達成となり、基本に立ち還ったような感じです。
90年代初頭の草創期は熱気球の出張専門会社というものが無く、私たちは既存のクラブにも属さないため試行錯誤の連続でした。
効率よく好調に運営が進んでいくことができるようになったのは実はここ数年のこと。
過去様々なことにチャレンジし過ぎて生産性が低く非効率なことも繰り返してきて今となっています。
その内容をコロナ時期にSNS(facebook 2020年 6/17~7/7 全20話)へ投稿し、社史として整理がつきました。
試行錯誤というより時代錯誤の連発でしたね。
今ふり返って読んでも興味深いです。
①新聞に掲載されていた高額納税者にスポンサーになりませんか?と東芝ルポで印刷した感熱紙のDMを送る
②新規の問い合わせがあると静岡地方気象台に出向き、その地方の過去の気象データを資料室でひたすらメモをし、戻ってからまとめて資料として主催者へFAXする。半日はかかってました。
③高速道路のサービスエリアでキャンプ用のテントを張って、焼肉宴会して泊まり翌朝に移動を開始する。
④イベント担当者のご自宅に泊まらせてもらって、そこのお子さんの宿題を見てあげて一緒に寝る。
⑤8,000カ所のダイレクトメールを送るための住所録作成で、毎日図書館のハローページとにらめっこ&書き写しで1カ月。
問い合わせのあった主催者に45分間ものVHSのビデオテープを送る。内容は弊社のテレビ出演番組をつなげたもの。
などなど。
最終回の20話目の題名は「変化を続ける変化を楽しむ」となっていますが、ようやく今は変化をしなくても良いスタイルが確立されました。
何十年かかってるんだという感じです。
クレオ21という社名にもある21世紀になった頃、新規の熱気球に換算すると5機体ほどの代金未回収の事件に遭ったり、長野県内と静岡県内の拠点作りの大失敗、併せて一軒家以上が建つくらいでした。
自身ではどうしようもない環境もありました。
新型インフルエンザの蔓延・エジプトでの事故・東日本大震災の影響などによるイベント自粛、小山あり深い谷ありをずっと経験してきました。
そのような中で静岡市在住でクルーのアルバイトをしていた2名が熱気球パイロットになってくれました。
イベントの帰りで静岡に戻る途中、「今日の運営はこうだった」「受付でこんなクレームが出たらしい」「こう改善してみよう」「言葉遣いを変えてみたらどうか」「天気の変化はここを見ていたよ」何時間も車内で話をしてくれた旧姓土門純子さん。
毎週末に改善点を話し合い、イベント運営としての基礎を作っていただけました。
先輩にどこへバイトに行くのか知らされずに連れて来られ、気が付けば今では自分で熱気球の事業を興して活躍している属康剛さん。
あっち行けこっちに行ってこい、一人で行ってすぐに帰ってこい。夏の熱帯夜に蚊がいる公園で寝てくれ。無謀なスケジュールだったと思います。本当にありがとう。
今回1,000回目になり搭乗者数も20万人を超えていますが、朝から何時間も待って天候で乗せられなかった方も相当数の万人単位でいます。
これは仕事というのは8時~17時という概念でやっていたこと、整理券を作らなかったこと、天気がわからず(スマホが無い時代)夕方まで中止の判断を遅らせていて列をそのままでいさせたこと。
今では当たり前のことができていなかった時代で、本当に申し訳なく思うこともたくさんあります。
プロフェッショナルとしての運行運営のノウハウを積み重ね、その数も 300に迫ります。
そして33年間が過ぎ、弊社の機体は現在のもので8機目です。
熱気球自体の激しい世界的な高騰のほか、車両の値上げや支払いに伴う利上げなども考慮するとどこまでこのビジネスができるか。
そして近い将来の国家資格としての事業ルールが不透明で続けられなくなる可能性もあります。
まだ使える機材、動ける身体が尽き果てる1歩手前まで頑張りますので、イベント担当者の皆様、熱気球関係でお手伝いしていただける皆様、ここが終着地ではないのでもう少しの間ご協力よろしくお願いいたします。感謝。
有限会社クレオ弐拾壱

取締役 杉山 肇