気球に乗って神久呂の町を眺めよう

主催者神ケ谷町子ども会
開催場所静岡県浜松市
開催日2022年3月21日(月・祝)
3連休の最終日、浜松市立神久呂中学校に行ってきました。
近隣の神ケ谷町子ども会さんのイベントです。
土曜日が実施日、日曜日が予備日でしたが、両日とも遠州地方特有の強風で中止。
月曜日もまだ風は残る予報でした。
朝4時半に起きても風速の実測値 5m前後。
最大瞬間ではもっと吹いています。
風が強そうだから、送風して少し膨らむ様子だけでも見せられたらなぁ。
運が良ければ立ち上げまで見せられたらなぁ。と思いながら移動。
会場に着くと、あれ?穏やか?
でも4kmしか離れていないアメダスの実測値では吹いています。
準備を進めてもまだ吹いてこない。。。
あれよあれよと進み、んー、何でだろう。立てた。
よしっ、まずは6年生からどんどん乗ろう!
・・・良かったー卒業生乗せられた。
よしっ、他の子達もどんどん乗るよっ!
うわー、吹いてきた。
でも、保護者のお父さんや自治会の方などたくさんのお手伝いの協力のもとまだ抑えられる。
しかもここは浜松市、凧揚げの本場。
風で左右に振れる気球を見ても、凧を操るようなロープワークや気球をつかまえるタイミングの理解力が凄い。
突風も混ざるようになりもうやめようかと思いましたが、「あと2組です!」との声。
「じゃ、もっと低くして皆んな頑張って乗せよう!」
最後の15分は風の合間を狙って浮揚できました。
最終的に希望の子供たち全員乗せられました。
あの予報の中、奇跡的な1時間でした。
この2年間、子ども会の行事は全く出来なかったそうです。
卒業生の5年生6年生時ですね。
子どもたちは帰りがけに感想をメッセージとして残していました。
ここにも見られます。感謝の言葉を述べる子どもたち。
コロナ禍特有の大人に対する感覚ですね。
そんな健気なもっともっと子どもたちに希少価値を提供したいです!
そして、ある役員の方の感想。
「気球を立てる時に長時間のバーナーの轟音。そして気球が立つとその音がピタッと止まった静寂が印象的でした」と。
もうポエムでした。