先週末、兵庫県加古川市に行って来ました。
市名にもなっている加古川の河川敷での開催です。
主催は加古川スケートボード協会様。「カコスケ」さんです。
全国のスケートボード愛好家たちの悩みに、楽しむ場所が少ないことがあります。
公園や駅前広場の手すりや階段を勝手に使用して、音も出るし少しダークなイメージも。
それを打破するのが専用のパークですが、作ることがなかなか難しいです。
同じ新規五輪競技でもボルダリングは全国各地にジムができ、会員数も増えて大盛況。
スケートボードは敷地が必要なので、それなりに投資も必要で自治体頼みになりがちです。
まずはスケートボードの普及と理解をと5月に計画されていました。
イベントにかかる費用は、加古川河川敷を有効活用して欲しい市役所側との意見が合致し、
助成金が出ることになりました。
ですがコロナ禍で感染者数の広がりで、あえなく延期の対応となり11月になりました。
その間東京2020でのスケートボード陣の大活躍があり、子供にやりたい&やらせたい方たちが増加。
市長さんが比較的若く新しこともチャレンジできる感じ。
そしてイベント前には閉鎖となる市のプールがパークにできるかもと調査が始まりました。
すべてカコスケの夢の目標に進んでいく中でのイベントでした。
土曜日は風が出てくる予報で、9時から11時には風で中断しそうです。
ドンピシャ10時ぴったりに強くなり終了。
ある乗れなかった男性からは、「次はいつ加古川に戻って来てくれるのですか?」
なんとも人柄の出る優しいお言葉!
日曜日は希望者、関係者とも全員が楽しまれました。
実施中はすぐ横を走る加古川バイパスの渋滞の原因になり、影響を受けた方申し訳ありませんでした。
結構混んだようです。ツイッターにも車からの写真がたくさんアップされていましたね。
気球の真横を過ぎると加速していく車を見ながら、渋滞の先頭はこうやって始まるのだなと上空で搭乗者に説明しました。
その搭乗者の中で、「今まで何度も気球のお申し込みをあちこちでしてきましたが、今回初めて乗れました。」という方が。
「例えばどんなところで乗ろうとしていましたか?」
「学生時代には静岡県のこどもの何とかというところで。。。」
「あっ、私です!!」
富士山こどもの国でプレプレオープンから数年間実施していた場所です。
20年ぶりの約束が果たせたということでしょうか。(´∀`)
またこのご時世、映える写真撮りな方々もたくさんいます。
ありがちな熱気球を両手で受け止めるポーズ。
これまでは20代の女性が多かったのですが、今回小学生の女子までがするようになりました!
インスタなどで見たわけではなく、自然発生的でポーズを取ったようです。
そのお話もして、許可を得て後ろから撮影させていただきました。
ちゃんと手の平に乗せられなくでごめんなさい。